1986年度を調査!

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目 次

できごと

『あかちゃんまん』が創刊!

 1986年(昭和61年)4月、フレーベル館。外伝作的な位置づけの絵本レーベル。第1回配本は『ねこのくにのごちそう』、『ペンギンマラソン』、『まいごのとらのこ』の3タイトル。

アンパンマンは引退?

 『アンパンマン・ミニ・ブックス』が完結したのは1985年(昭和60年)3月。そこから新しい『アンパンマン』の絵本レーベルが創刊されるまでには2年半ものブランクがあった。そして、結果的にその中継ぎ≠ニなったのが『あかちゃんまん』だ。
 『アンパンマン伝説』(1997年7月、フレーベル館)によると、「新しいヒーローを作って欲しい」との要望があったという。それに応じたやなせ先生は、いろいろ考えた結果、以前、『キンダーメルヘン〔1982年(昭和57年)5月号〕』(フレーベル館)に掲載された『あかちゃんまん』のことを思い出す。そのキャラクターを白羽の矢を立てた訳だ。

主題歌

 全巻共通で巻末に楽譜が載っている。のちのアニメでは別の主題歌が作られた。

『アンパンマンとぴいちくもり』が掲載!

 1986年(昭和61年)4月、フレーベル館の月刊保育絵本が定期購読している全国の幼稚園や保育園などに配布。そのひとつである『キンダーメルヘン〔5月号〕』で。

アンパンマン洗濯機?

 ばいきんジュースを浴びたアンパンマン。そのクリーニング法が注目だ!

『おむすびまんとあぶくちゃん』が掲載!

 1986年(昭和61年)4月、『家の光〔5月号〕』(家の光協会)が定期購読している家庭に配布。やなせ先生の回の『親子のひろば』で。同誌で不定期的に連載されていた『おむすびまん』はこれが最後の話となる。

『あかちゃんまん』が完結?

 1986年(昭和61年)5月、フレーベル館。第2回配本の『ほしのうみ』、『けむりのけむたん』が最後の2タイトル。4月に創刊され全5巻となった。

打ち切りの謎?

 『アンパンマン伝説』(1997年7月、フレーベル館)によると、『アンパンマン』の人気には及ばなかったという。しかし、たった1カ月ではまだこれからではないか? 理由はほかにもあるだろう。人気だけなら、『アンパンマン』だって、世に認められるまでには時間がかかったのだから。

『アンパンマンともえるほし』が刊行!

 1987年(昭和62年)3月、フレーベル館。レーベルは『フレーベル館の秀作絵本』。27cmX21cmのB5判。

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