1993年度を調査!

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目 次

当時の習慣

毎週日曜日は?

 『読売新聞』(読売新聞社)の日曜版に『とべ!アンパンマン』が掲載される。この年は第169回から第218回まで。次年度へ続く。

毎週月曜日は?

 夕方5時から5時半に…。あれっ!? 何だっけ? 確か関東地区のテレビだったと思うのだが…。まあ、いいか。気になるけど、忘れたから仕方がない。

毎月7日は?

 『月刊詩とメルヘン』(サンリオ)の発売日。『きまぐれ絵日記』には時々、『アンパンマン』のイベントなどが書かれた。

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できごと

『アンパンマンとたけとんぼまん』が掲載!

 1993年(平成5年)5月、フレーベル館の月刊保育絵本が定期購読している全国の幼稚園や保育園などに配布。そのひとつである『キンダーメルヘン〔5月号〕』で。

『アンパンマンのちいさなほん』が創刊!

 1993年(平成5年)5月、フレーベル館。『アンパンマンメルヘン』に代わる絵本レーベル。10cm×12cmの手のひらサイズ。主人公は各巻ごとに違い、『アンパンマン』のスピーンオフ作品≠ニの見方もできる。第1回配本は『ドキンちゃんとまくらこぞう』と『ばいきんまんのはやがわり』の2タイトル。

モデルはやなせ先生?

 自身が主催するイベントをいつも仮装で盛り上げるやなせ先生。7月9日には『アンパンマンの未来を祝う会 アンパンマン誕生20周年記念』も控えている。『ばいきんまんのはやがわり』にはそんなやなせ先生の一面を感じた。

『アンパンマンのちいさなほん』が早くも完結?

 1993年(平成5年)5月、フレーベル館。『アンパンマンとなかまたち』、『メロンパンナのぐーぐーぐー』の2タイトルが最後の作品となる。4月に創刊し全4巻が発売された。

これは間違え

 『やなせたかし大全』(2013年、フレーベル館)では『メロンパンナのぐーぐーぐー』をメロンパンナ初登場絵本となっているが、実際には『アンパンマンとマオーのしろ』(1992年8月、フレーベル館)である。

『詩とメルヘン展』が伊東市で!

 1993年(平成5年)5月1日開始。場所は3月29日まで『やなせ・たかしの世界』が開催されていた伊東ふれあいセンター。初日のオープニングセレモニーには、やなせ先生とアンパンマンのキャラクターたちも参加した。その模様は『月刊詩とメルヘン〔8月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第140回を参考。

『きょうりゅうノッシーのだいぼうけん それいけ!アンパンマン』が刊行!

 1993年(平成5年)6月、フレーベル館。

恐竜ブーム!

 この年のキーワードはやはり恐竜=B映画では『ジュラシック・パーク』を筆頭に、『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』、『REX 恐竜物語』が公開。本屋さんやおもちゃ屋さんも恐竜コーナーを設ける。
 ちなみにやなせ先生が好きな古代生物はプテラノドンという。『月刊詩とメルヘン〔1998年(平成10年)6月号〕』(サンリオ)に掲載された『表紙記』を参考。

『アンパンマンの未来を祝う会 アンパンマン誕生20周年記念』が開催!

 1993年(平成5年)7月9日、赤坂プリンスホテルにて。やなせ先生は入場パレードのあと、白いタキシードとカンカン帽子姿に着替える早業を披露。その模様は『月刊詩とメルヘン〔1993年11月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第143回を参考。
しかし、悔いが残るイベントでもあった。そのことについては『アンパンマンの遺書』(2013年12月17日、岩波書店)を読んだ人ならわかるだろう。

『アンパンマンまじょのくにへ』、『アンパンマンとばいきんまん』が京都で上映!

 1993年(平成5年)7月24日から25日に北区の賀茂川べりで開催された『かもがわ星空映画まつり』で。初日は『アンパンマンまじょのくに』、2日目は『アンパンマンとばいきんまん』。このアニメは1988年(昭和63年)からテレビで放送されているものとは別の作品だと思われる。情報は『朝日新聞〔1993年7月24日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『アンパンマンまじょのくにへ』が京都で上映!

 1993年(平成5年)8月21日、峰山町で開催された『ろうきん親子映画まつり』で。場所は丹後文化会館。時間は午後1時半。宮津市でも翌日の同じ時間に宮津会館で開催された。このアニメは1988年(昭和63年)からテレビで放送されているものとは別の作品だと思われる。情報は『朝日新聞〔1990年12月20日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『環境マンガ展』が神戸で開催!

 1993年(平成5年)9月30日から10月20日まで。場所は中央区のさんちかホールとさんちかギャラリーにて。さんちかオープン28周年記念。初日と10月1日、9日には似顔絵サイン会も開かれた。情報は『朝日新聞〔1993年9月23日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『とべ!アンパンマン』が第200回へ!

 『読売新聞〔1993年(平成5年)11月7日付日曜版〕』に掲載。とは言え、話はいつも通りで、やなせ先生は節目は意識しなかったようだ。第1回は『同〔1990年(平成2年)1月1日付日曜版新春特別号〕』。ここから約4年かかった。

またもカレーパンマン!?

 アンパンマン代行≠ニして登場したカレーパンマン。偶然だと思うが、これは第100回の時も同じだった。

『おむすびまん〔7〕 こなゆきのしろ』が掲載!

 1993年(平成5年)12月、フレーベル館の月刊保育絵本が定期購読している全国の幼稚園や保育園などに配布。そのひとつである『キンダーおはなしえほん〔1月号〕』で。

雪について

 やなせ先生は雪の絵が苦手らしい。巻末の解説によると、絵の具があまり使えない難しさがあるという。『月刊詩とメルヘン〔1993年(平成5年)2月号〕』(サンリオ)の『表紙記』では、南国生まれのため、雪にあまり詳しくないとのこと。

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